『第1回・るぴ船長さんブログコンサル』
今回は、「記事を書くまでに知っておくべきポイント」について解説していきます!
「イエーイ!!」
投稿と固定ページどっちで記事を作るの?

さっそくですが、WordPressで記事を書くにはどのようにしていったらいいでしょうか?

るぴ船長さん!
こちらこそ、これからよろしくお願いしますね!
実際に記事を書く前に、絶対に知っておいてほしいことがあります。
WordPressを設置した後、記事を書くときは「投稿」・「固定ページ」のどちらかを使って作成していきますが、2つの作るページの違いを理解した上で記事を書いていくことで、SEO的な観点からも有利になります。
こちらの記事に要点をまとめましたので、まずはこの2つの違いを覚えてくださいね!
投稿と固定ページの違いはこちら↓
おかぴー こんにちは、WEBデザイナーのおかぴーです! プロフィールはこちら。ブログデザインと組み合わせて効果的な収益化が目指せるこちらの記事もおすすめです^^ みみこ おかぴーさん、質問です! 記[…]
結論からいうと、通常の記事を書く場合は「投稿」から記事を作成していきましょう!
見出しをつけよう
さて、今度は文章の区切りを意味する「見出し」について。
見出しを効果的に使うことで、読者が文章を読むことに飽きずに最後まで読み進めてくれる確率が上がります。
なぜなら、文字だけずっと続いてある文章よりも、途中に「ここから違う文章だよ!」「こんな内容が書いてあるよ!」と、見出しを見ただけで簡潔に続く内容を知らせる効果を持っているからです。
見出しの後に、画像を使って続く文章の内容を書くのも効果的だと思います!
見出しを設定するには?
見出しを文字に設定するのは簡単です。
設定したい文章を選択しておいて、上の画像のように、左上の「段落」をクリックすると、どの見出しにするか選べるようになっています。
テーマごとに見出しのデザインが違っていて、テーマをインストールをしたらデフォルトで何かしらの設定がされているはずです。
今回のるぴ船長さんにオススメした「LION BLOG」では、こんな感じでデザインが最初に決まっています↓
僕の場合、「STORK」のテーマを使っていますが、CSSというデザインを決めるプログラミング言語で、好きなデザインに変えています↓
こんな感じで、見出しを自分の好みのデザインに変えることも、WordPressのブログ作成の面白さとも言えますね^^
WEBページのデザイン・レイアウトを指定するプログラミング言語の一つ。
WordPressでは、このCSSで外観のデザインがほぼ決まっており、デフォルトの設定から変更するときは、WordPressの管理画面の中の「外観>カスタマイズ>追加CSS」のところでCSSのコードを追記することで変更できます。


見出し1→「h1タグ」
見出し2→「h2タグ」
見出し3→「h3タグ」
見出し4→「h4タグ」
という感じで、それぞれの数字が見出しの数字になります。
ただし、使うときに気をつけてほしいことがあります!
見出し1(h1タグ)は使わない!
これ、かなり重要です!
そして、むしろ使ってはいけないものです。
なぜなら、1つのページに使っていい「見出し1(h1タグ)」は一つだけだからです。
では、その1つとはどこに使われているのか?
それは「記事タイトル」です。
具体的にはこの赤枠に入力した部分です↓
あなたが投稿から記事を新規追加するときに、一番上にタイトルを入力する欄が出てきます。
ここに入力した文字が、WordPressでは自動的に「見出し1(h1タグ)」になるように設定されているんです。
ですので、本文で使う文字には「見出し2・見出し3・見出し4」などの「見出し1以外」を使って文章をうまく区切るようにしましょう。
一番大きい見出しは題名(タイトル)で使われる。
本文では「見出し2・3・4」を使う。
そして、見出しは使う順番も大事です!
見出しの順番
【推奨されるパターン例①】
【推奨されるパターン例②】
こう見ると、必然的に見出し2は必ず使うことになるのがわかりますね。
別の言い方をするなら、「見出し2」と、次に来る「見出し2」の間に順序よく見出し3、4を置きましょう。
また、見出しは無理に4、5、6まで使う必要はありません。
見出し2だけで作ってもOKです。
見出しは6まで設定できますが、そこまで使っているブログをあまり見たことがないのと、それが理由でGoogleに高評価されたという事例も聞いたことがありませんので。
あくまで、大事なのはユーザーにとって読みやすい構造になっているかで、見出しはそのために使われる一つの機能です。
【よくない使い方】
さっきの例を見ればわかると思いますが、順番がバラバラですね。
結論から言えば、見出しは必ず「見出し2から始める」必要があります。
つまり、見出し3、4から始めてはいけないということです。

では、ここまできたら一旦文章を書いてみましょう〜・・・と言いたいのですが、記事を書き始める前に知っていてほしいことが2つあります。
それは、「タイトルとパーマリンク設定」、「記事の保存方法」です。
タイトルとパーマリンク
SEO的にも非常に重要な要素である「タイトル」と「パーマリンク」。
タイトルとは、文字通りその記事のタイトルですが、
「パーマリンクってなんだろう??」って方は多いと思うので順番に解説しますね。
タイトルを決めよう
タイトルを決めるポイントは2つです。
『タイトルを決めるときの2つのポイント』
- 文字数は32文字以内でなるべく作る
- キーワードを入れて作る
32文字とは、検索されたときに画面に表示される文字数の上限です。
アルファベットなどを半角で使うと少しずれたりしますが、基本的にこの文字数を意識してタイトルを作りましょう。
そして、タイトルにユーザーの求める情報がなければ記事を見てくれることはないので、必ず需要のあるキーワードを混ぜるようにしましょう。
これもSEO対策になります。
パーマリンク設定
パーマリンク設定とは、記事一つ一つに割り振られたURLの末尾の設定のことです。
この記事で言えば、この黄色のマーカー部分のことです↓
これを何にするかが重要で、ポイントは3つ。
『パーマリンク設定の3つのポイント』
- 長すぎないこと
- 日本語でなく、英数字で表すこと
- パーマリンクでも記事内容がわかる方がいい
もう少し細かく言えば、英数字をつなげる文字で使うのは「 _ 」(アンダースコア)より、「 - 」(ハイフン)が望ましいともあります。
パーマリンクの設定が重要である理由、それは「そのURLで検索結果に載るから」です。
一度公開されたURLは残りますので、パーマリンクはきちんと考えて作成しなければなりません。
「やっぱりこっちにしよー!」と言って、パーマリンクを簡単に変えたらSEO的には逆効果になります。
なぜなら、一度公開されたURLはGoogleが認識していて、その後パーマリンクを変えると同じ内容の記事が2つのURLで存在することになってしまうからです。
これが、重複コンテンツと捉えられてしまうと、ブログの評価が下がってしまうことにつながってしまうためです。
ユーザーにとっても、記事の内容を全く反映していないようなパーマリンクを設定してしまっては、検索結果でせっかくあなたの記事が出てきても、
タイトル・パーマリンク内容・ディスクリプションなどを見てユーザーは記事を見るか判断しているので、細かなポイントですが意識して設定するようにしましょう。
たとえば、この記事は「WordPressで記事を書く前に知っておきたいポイント」について書いていますが、
パーマリンクが以下のようなものだった場合、これだけで記事の内容はわかりますか?↓
①は、パーマリンク設定の「日付と投稿名」で設定した場合
②は、「基本」で設定した場合(デフォルトがこちら)
①は、書いた日付はわかりますが、記事内容はこれだけでは想像できないと思います。
あなたも意外と、ネット検索したときにパーマリンクの文字も見ていたりしませんか?
記事を見てもらうためにも、タイトルとパーマリンクはきちんと設定しましょう。
手順としては、「設定>パーマリンク設定」から、「カスタム構造」にチェック。
利用可能なタグで「/%postname%」だけ選びましょう。
記事を作る前に、カスタム構造でこの設定・保存をしておくと、
先ほど説明してきたパーマリンクで設定することができるようになります。

よく、カテゴリーも含めたパーマリンクを設定するのがいいという話もありますが、
僕の考えとしては、カテゴリーも含めて記事のURLを作ってしまうと、後々「カテゴリーを変えたい」とか考えた場合、
URLが変わってしまうわけなので、ブログのコンセプトや構造を変更しづらくなってしまいます。
なので、単純にどんな記事なのかを表す「/%postname%」だけを選択して作成することをオススメします。
WordPressでは、タイトルを入力した後にパーマリンクを編集できるようになりますが、最初タイトルを入れると日本語で自動生成されてしまうので、「編集」ボタンから英数字に直接変更しましょう。
パーマリンクの詳しい設定方法は、WordPressブログ・完全マニュアル記事の「STEP5:パーマリンク設定」でまとめていますので、記事を公開する前に確認してくださいね!
この記事内容を見れば、パーマリンク設定はバッチリですので。
記事の「下書き保存・公開・非公開設定」
さて、ここまでできたら、あとは保存の仕方だけ確認すれば文章を打ち込んで記事を作っていけます!
僕も経験があるのですが、保存をしない状態で別のページを開こうとすると、下の画像のようなお知らせボックスが出てきます↓
「保存してませんよ〜」というのを通知してくれていて、「このページを離れる」を押すと今まで作ってきたものが保存されないままページが切り替わってしまいます。
僕もたまに、「やべ!!(汗)」ってなることがあるので、こまめに保存をした方がいいと思いますね。
まだできていない記事を保存するには、「公開」ではなく「下書き保存」のボタンを押します。
下書き保存
記事作成画面の右側に、このようなボックスがあると思います。
ここで、記事の状態を変更することができます。
今回は、まだ記事を公開できない状態なので、この「下書きとして保存」ボタンを押すことで、記事を一時的に保存して次の編集につなげることができます。
右下の「公開」ボタンを押すと、ネット上にその記事が公開されてしまいますので、
先ほども解説しましたが、必ず「パーマリンク(記事のURLの末尾)」は、意図したものになっているか?をチェックをするのを忘れないようにしてください!
公開
記事ができたら、青い「公開」ボタンを押すことで、初めてあなたの作った記事がネットにアップされ、ユーザーに見てもらえるようになります。
右にある「プレビュー」ボタンを押して、公開前に、実際の記事の表示確認をすることができますので、公開ボタンを押す前に一度はチェックすることをオススメします。
そして、スマホ表示・パソコン表示の両方を確認できればベストですね。
非公開
「公開状態」の右にある「編集」を押すと、「公開・パスワード保護・非公開」を選ぶ項目が出てきます。
通常は、公開になっているので特にいじる必要はないですが、もしまだ記事を世の中に出すことができないとなったら、「非公開」に設定することで、一般の方の記事へのアクセスを防ぐことが可能です。
「なら、下書き保存でいいのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、それも正解です。
ただ、なぜ非公開という設定があるかというと、非公開にしているとWordPressにログインできる人なら、ブログ上で記事を確認することができるからです。
個人でWordPressでブログを作っている場合はあまり遭遇しないケースですが、会社が扱っている場合は複数人で一つのサイトを扱うため、WordPressにログインする人が増えます。
非公開にしておけば公開前にログインできる人は、みんなその記事を確認できるというわけです。
と、ここあたりは深く説明すると長くなるので(笑)、基本的に記事を公開するまでは「下書き保存」でOKです!
パスワード保護
このパスワード保護は、記事を見るためにパスワードを入力しないと見ることができないようにする機能です。
特典としての記事を用意して、パスワードを知っている人だけに公開したい場合に役立ちます。
別に使わなくてもいい機能ですし、僕も結局使ったことはないので、
こんなのがあるくらいでいいと思います。
まとめ

ここまで来たら、後は実際に記事を書いていく段階です!
次回はタイトルに沿った記事を書いていくことになりますが、
最初は試しにプロフィール記事を書いてみましょう。
まず、タイトルを決めて、パーマリンクを設定してみてくださいね。
今回は、後は記事の文章を書く前に最低限知っておくべきポイントをまとめました。
『記事を書く前のポイントまとめ』
- 基本は「投稿」から記事を作る
- タイトル・パーマリンク設定をする
- 保存方法を確認しておく
特に、「パーマリンク設定」は重要ですよ!
さて、次回の「るぴ船長さん・ブログコンサル」は、
実際に記事を書いていくときに使う機能をまとめていく予定です。
ではまた次回!