【5話】「7年間」給料の8割をダイソンの掃除機レベルの吸引力で実家に吸収され続けるケータイ販売員

【5話】「7年間」給料の8割をダイソンの掃除機レベルの吸引力で実家に吸収され続けるケータイ販売員

前回のあらすじ。

絵を学べる専門学校に通うためにお金を貯めようと、
お給料のいいケータイ販売員として働くことを決意します。

でも人生、そう計画通りにはいかないもので・・・。

 

 


ケータイ販売員の仕事

結果的に一番長く働いたのは、今のところケータイ販売の仕事です。

最初は派遣として入りました。

 

働いてわかったこと。あれは、場所によって天国と地獄に別れます。

というか、

そもそもの話、もはやケータイを売るだけではなくなってきていて、
家のインターネット回線の案内もうできて当たり前。

さらには、【僕のプロフィール2話】で出てきたWi-Fi環境で使う
「クロームキャスト」だったり、

Apple製品なら、AppleTV(クロームキャストのApple版の商品)や、
iPadとかの「タブレット」も知っていなきゃいけない。

パソコンに詳しくない人ももちろんいるはず、でもパソコンの案内をしなきゃならない。

ときには、お店によっては乾電池の案内やカメラの現像、
テレビの案内、冷蔵庫の案内と・・・

 

「いや、もはや俺ケータイ売ってないし!!」

 

なぜなら、僕が入った当初はそんなことなかったのですが、
時代の流れでスマートフォンと関係する製品の案内をしてから、
自社の商品をオススメしていこうという動きが活発になってきたからです。

どのケータイ会社も、ケータイの通信料金以外のコンテンツからいかに収益をあげていくかという転換期をすでに迎えており、

各社、将来のビジネスモデルの選択を常に迫られている市場となっています。

 

・・・と、少し難しそうな話になったので、
プロフィールのお話に戻ります(笑)。

(これから僕のブログでも、ビジネスモデルについても今後記事にしていこうとも思っていますので、楽しみにしていてくださいね^^)

 

いらっしゃいませーぇ!!

 

声出し。

ひたすら。

これが僕が勤めていたお店の徹底事項。
まぁ、活気があるにこしたことはないのですが、

やかましいくらい声を張りすぎると、誰が見てもうるさいだけだし、
やりすぎもどうかと思ってました。

 

声を張って店頭に立ち、すれ違う人にケータイをオススメして契約してもらう。
これが基本スタイル。

内気な性格の僕は、その日初めて会う人に自分から話しかけに行くこと自体がまずストレスでした。

 

それでも、もしケータイ売り場がお店の中に入っているのであれば、
雨が降っても雪が降っても安心ですね。

なんか当たり前のようなことを言っていて何言ってんだ(笑)、
と思われるかもしれませんが、実はこれ結構重要なんです。

 

売り場がお店の中にある=これは天国のお話です。

売り場の一部が屋外に出てることなんて業界では普通のことなのですから。

 

では、逆に地獄はどんな感じかといういうと、

40℃近い真夏には、「オレ、砂漠にいるじゃないか?」くらいの炎天下の中、
店から少しはみ出すくらいの場所にスマホが置かれます。
(通り過ぎる人を少しでも集客したいため)

見にきた人もスマホを触りたいけど、充電もしながら置いているので、スマホはもう激アツ!!
(リアルにやけどするので売り場が屋外になってる場所でケータイをさわるときはご注意ください笑)

ほんと、砂漠にスマホが置いてあるようなもんです。

 

お客さんと話をしようにも、お互い汗だくになりながら途中から意識がもうろうとしてきて、契約どころではありません。

だからなるべく冷房の効いた涼しい店内に一緒に入ってから色々話をしたいのですが、
ちょっと気になって触りにきた人は、数秒さわってそそくさと帰って行ってしまいます。

 

「・・・また店頭に戻るのか。」

 

そんなことを口にしながら、トボトボと暑い店頭に戻っていきます。

 

でも、トボトボ歩くとお店から怒られるので、
きびきび地獄の暑さに戻っていかねばなりません。

いやだよー。

 

 

真冬もやばいです。

お互い息を白くしながら店頭でケータイのことをお話しします。
歯がガタガタいうから、もう僕が何言っているかわかんないはずなのに、

僕が「詳しくは店内でお話しましょうか?」と中へ案内しようとすると、

お客さん「そうですね、あなたも寒いでしょう?^^」

↑↑↑もう、神!!↑↑↑

 

その言葉に、一体どれだけ感動したことか。

 

こんな感じの過酷な環境で働くところもあります。
(中には、外でずっと同じ体勢で案内をしてたので、腰を少しだけ回したら、それが見つかってクビになった人もいるみたいです。ヤバッ!!)

こんなとき、お店が店内に全部入ってるところで働いている人を見ると「いいなぁ」と思ってましたね。

 

お金が貯まらない

そんな感じで、最初は派遣として始めて、
気づけば合計で約7年もの時間が経っていました。

最初は1〜2年で辞めるつもりで仕事をしていました。
なぜなら、その間にお金を貯めて学校に通おうとしていたからです。

 

ところが、いくら働いても一向にお金が貯まっていきません。

「あれ??」

お給料は月収で20万円くらい手取りであったのですが、
なんと、その8割近くを実家にずっと吸収されてしまっていたのです。

され続ける、という言い方は向こうが完全に悪いって感じに聞こえますが、

そもそも僕も悪いんです。

 

仕事を変えて、今までより収入が増えたんだから、
その分家に入れるお金をいくらって形で決めて入れる必要がありました。

今までも給料のほとんどは家に入れてましたし。

 

それまでに実家として支払うことができていなかったものを、
僕が多く稼いできた分から使って、生活費と税金などの支払いにあてていっていたのです。

 

さらには、母親も長年介護と仕事でヘトヘトになり、
自分自身も年を取ってきているから仕事をするのが体力的にも大変になっていた頃でもありました。

それを見て僕は、「仕事の量を少し減らしていいよ。」と伝えてしまいます。

つまり、僕の収入は増えるけど、
母親の収入が減るから、結果として実家全体の収入は今までとほとんど変わらなかったんです。

 

単純計算で毎月、「20万円の8割=16万円」が家の生活費・税金・介護のための必要な費用として消えていきます。

そして肝心の僕の手元に残ったのは、「たったの4万円」

しかも、この中から日々のお昼代も、交通費も出さねばなりませんでした。
だからいつもお昼はお腹にたまる炭水化物ばかり。

カップ麺やおにぎりでお腹をふくらます日々。
たまに野菜を食べたら、体がスッキリするのがわかります(悲)。

これで、学校に行くためのお金が1年や2年で貯まるはずがありませんでした。

 

「そりゃ貯まらんわ」

 

このとき、僕がどんなに働いたとしても、
自分がやりたいことさえもできないんだ、と諦めてしまうのです。

そして、また休みの日が待ち遠しくなってきてしまいます。

だって、仕事が休めるから。
好きでもない仕事場に行かなくて済むから。

こうしてまた休みの日に、家に引きこもり自分の時間をまた食いつぶして行くのです。

 

自分の中で、目標をまた見失いました

そしてだらだらと7年もの間、家にお金を入れ続け、ケータイ販売を続ける日々。

『環境は人を変える』

 

・・・あぁ、また始まってしまった。

僕は何の刺激もない、向上心のかけらもない環境で、
ただなんとなく毎日を過ごしていきました。

ですが、とうとう仕事の契約が切れるところまで進んできてしまいました。

そこまで来ても、僕は正社員ではなかったので、
働ける期限というのが決まっていたんです。

 

そして、職を失うまであと半年となり、
さすがに次の仕事を探し始めなくてはならなくなりました。

 

「どうしよう・・・」

 

日々、将来の不安やプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、
次の仕事を探すために、ネットで求人情報を見ていました。

 

するとそのとき、僕はひょんなことからある一つのブログを見つけることになります。

 

そう。これが、この後の僕の生き方を一変させる出会いとなります。

絵を描くこととは違うけれど、それと同じくらいおもしろそうと僕は感じ始めます。
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【6話】ブログは可能性のかたまりだ!僕がWEBデザイナーになった理由

2018.11.08

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