【画像42枚で丁寧に解説】WordPressでGmailが届かない?WP Mail SMTPとGoogle側でのID設定が必要かも

WordPressでGmailが届かない時はWP Mail SMTPとGoogle側でのID設定が必要
みみこ

最近ブログでフォームを作成したけど、gmailで送受信できなくて使えないんです。

おかぴー

あー、最近メールの送信ルールが厳しくなって、しっかりと権限があるサイトから送信されるものかをGoogle側がチェックするようになりました。
その権限がきちんと設定できてないと送受信ができないことがあります。

と言うことで、早速ブログでgmailの送受信ができるようにする対応方法をまとめます↓

  1. サーバーに原因がないか確認する
  2. ①が問題ない場合、Googleで「クライアントID」「クライアントシークレットキー」を取得する
  3. 「WP Mail SMTP」というプラグインをインストールする
  4. ②で取得したIDをプラグインに設定する

この手順を踏むことで、一つずつ原因のチェックと解決ができます^^

ちなみに①をやる理由は、サーバー(Xサーバーとか、さくらサーバーなど)に何か原因があって、メールが送信されていない場合、プラグインを頑張って設定してもメールが送受信できないから。

SMTPって?
メールを相手のメールサーバーに届ける仕組み。
ちょっと難しい話なのですが、この設定をすると信頼できるサイト(サーバー)からメールが送られるようになるってイメージです。

目次

WordPress以外の原因がないか確認する

そもそもWordPressやサーバーがちゃんとメールを送れる状態なのか、ここでまずチェックしてみましょう。

やり方はとても簡単!

確認方法は「Check & Log Email」というプラグインを追加します。まずはインストールして、有効化しましょう。

Check & Log Emailプラグイン
おかぴー

「WP Mail SMTPの設定をしてるのに、Gmailにメールが届かない…」って方の場合は、ここのチェックもしてみてね

①「Test Email」でテスト送信してみる

Check & Log Email メール送信テスト

まずは、プラグインの「Test Email(テストメール)」機能を使って、ちゃんとメールが送れるか試してみます。

画像のように、管理画面の「Test Email」から、「Send a test email」に使用したい自分のメールアドレスを入力して「Send test email」をクリックするだけでOK。

メールボックスを開いて、すぐにメールが届けば、WordPressからの送信自体はうまくいっている証拠!

②「Email Logs」で送られたかチェック

Check & Log Email メール送信テスト

①と合わせて、「Email Logs」でメールの記録を見てみましょう。

画像のような緑色のチェックが入っていれば、サーバーには問題ないことになります。

ここで送受信できない原因は、プラグインの設定が間違っている可能性が高いと判断できます。フォームのプラグイン設定を見直してみてください。

Fromのメールアドレスは、管理画面の「設定」>「管理者メールアドレス」のアドレスです。

赤く「×」マークが表示されたら、サーバーに問題があります。

WP Mail SMTPプラグインで設定することで解消される可能性が高いです

Googleで「クライアントID」「クライアントシークレットキー」を取得する

では、ここからメールの送受信で使いたいGoogleアカウントを使って作業していきます。

Google Cloud Platformにアクセス

Google Cloud Platformというサイトを開きます。
→使用するgmailでログインが必要です。(下の画像はログイン後の画面です)

Google Cloud Platform
Google Cloud Platform プロジェクト作成

ここで「プロジェクトの選択>新しいプロジェクト」をクリック。

Google Cloud Platform プロジェクト作成

プロジェクト名を決めて、作成ボタンをクリック。
(何でも大丈夫です、SMTPという設定をするので、「SMTP」と記入してOK)

Google Cloud Platform プロジェクト作成

右上に作成した通知が出るので、「プロジェクトを選択」をクリック。

Google Cloud Platform API

左側のサイドバーにある「APIとサービス>有効なAPIとサービス」をクリック。

Google Cloud Platform gmail API

検索画面で「gmail」と入力すると、「gmail api」と候補が表示されるので、そちらをクリック。

Google Cloud Platform gmail API

すると、画像のようなGmail APIというのが出てくるので、クリック。

Google Cloud Platform gmail API
Google Cloud Platform 認証情報の作成

「有効にする」をクリックすると、「認証情報の作成」というボタンが表示されるので、そちらをクリック。

「認証情報の作成」ボタンが表示される画面に切り替わったら、「2〜3分、時間をおいて」次の作業に進んでください。
まだ情報反映がされてない場合に、次の設定画面が表示されないことがあります。

おかぴー

一旦時間を置いて、一つずつ進めていきましょう!

認証情報の種類

Google Cloud Platform 認証情報の種類
  • APIを選択=Gmail APIを選ぶ
  • ユーザーデータを選ぶ
  • 「次へ」をクリック

OAuth同意画面

Google Cloud Platform OAuth同意画面
  • アプリ名を決める(SMTPでOKです)
  • ユーザーサポートメールのメアドを選択(ログインしてるアドレスが表示されると思うので、それでOK)
  • デベロッパーの連絡先情報>メールアドレスに、ログインしてるアドレスを入力
  • 「保存して次へ」ボタンをクリック

スコープ(省略可)

Google Cloud Platform スコープ
  • 文字通り、省略してOKなので、そのまま何もせず「保存して次へ」ボタンをクリック

OAuthクライアントID

Google Cloud Platform OAuthクライアントID
  • アプリケーションの種類>ウェブアプリケーションを選択
  • 名前>自動的に「ウェブクライアント1」のような文字が入るので、そのままでOK
  • 承認済みのリダイレクトURI>以下のURLをコピペする
https://connect.wpmailsmtp.com/google/
  • 「作成」ボタンをクリック

認証情報

Google Cloud Platform OAuth同意画面
  • 認証情報をダウンロード>「ダウンロード」ボタンをクリック
  • jsonファイルというものがダウンロードされるので、テキストエディタで開く

テキストエディタ
コーディングやメモ帳代わりになるものです。

僕のおすすめは「VS Code」。
ダウンロードして、このアプリで開くと、画像のようなコードが表示されます↓

Google Cloud Platform クライアントID クライアントシークレット
おかぴー

この中の「client_id」「client_secret」の右にあるコードを後で使います。

  • 「完了」ボタンをクリック

公開ステータスを変更する

Google Cloud Platform アプリを公開
  • 画面の左サイドバーにある「対象」から、公開ステータスにある「アプリを公開」ボタンをクリック
Google Cloud Platform アプリを公開
  • 「本番環境にpushしますか?」と表示されたら、「確認」ボタンをクリック
Google Cloud Platform アプリを公開
  • 画面のように「テスト中」だった表示が「本番環境」になればOK
おかぴー

お疲れ様です。
ここからWordPressの画面に一度移ります!
あと半分もないので、もう少し頑張りましょう!(o^^o)

みみこ

私も頑張ります(o^^o)

WP Mail SMTPプラグインを設定する

WordPressの管理画面に戻っていきましょう。

インストール>セットアップ開始

WP Mail SMTP
  • WP Mail SMTPと検索し、プラグインをインストール→有効化する
WP Mail SMTP
  • 設定>セットアップウィザードというのをクリックして、設定に進む
WP Mail SMTP
  • 「始めましょう」ボタンがあるので、クリックして始めましょう^^

SMTPメーラーを選択する

WP Mail SMTP
  • 「Google / Gmail」を選択して、「保存して続行」ボタンをクリック
WP Mail SMTP
  • 「了解して続ける」ボタンをクリック

メーラー設定を調整する

先ほどのGoogleのファイルにあったIDを入力します。
それぞれどっちが、どっちを入力するのか記載しました↓

WP Mail SMTP画面Googleのファイル
クライアントIDclient_idの右側にあるコード
クライアントシークレットclient_secretの右側にあるコード

つまり、WP Mail SMTP画面の「クライアントID欄」には、ファイルの「client_idのコード」を入力します。

例)4711xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.apps.googleusercontent.com

WP Mail SMTP画面の「クライアントシークレット」には、ファイルの「client_secretのコード」を入力します。

例)GOxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

WP Mail SMTP
WP Mail SMTP
  • 「Googleと連携」ボタンをクリック
WP Mail SMTP
  • Googleのアカウント選択画面が表示されるので、連携したいアカウント(=送受信で使用したいアカウント)を選択

すると、「このアプリはGoogleで確認されていません」というエラー画面のようなものが出ますが、安心してくださいね^^↓

WP Mail SMTP
  • 左下の「詳細」をクリックして、左下に出てきた「wpmailsmtp.com(安全ではないページ)に移動」をクリック
WP Mail SMTP
  • 「wpmailsmtp.comがGoogleアカウントへのアクセスを求めています」という画面になったら、「続行ボタン」をクリック
WP Mail SMTP
  • 「認証に成功しました」と出たら、「OK」をクリック
WP Mail SMTP
  • 先ほどの画面途中に、今連携したGoogleのメールアドレスが表示されているはずなので、合っているか確認します
WP Mail SMTP
  • 「メールの送信者名」を決めれます。
    =どんな名前の人から送信されるかを決めれます。(僕の場合なら、WEBデザイナーおかぴー)
  • 下の「送信者名を強制使用」をONにすると、メールの送信者名がここの名前になってメールが送られます。
    (画像は今はOFFになってますが、ONだと緑色になります)
  • 「送信元メールアドレス」を決めれます。
    =どのメールアドレスから送信するかを決めれます。あなたの使いたいメールアドレスを入れてください。
  • 下の「送信元メールアドレスを強制使用」をONにすると、メールの送信元がここのアドレスを使って送られます。
    (画像は今はOFFになってますが、ONだと緑色になります)
  • 終わったら「保存して続行」ボタンをクリック

有効にするメール機能を選択してください

WP Mail SMTP
  • 特に変更はしなくてOKなので、「保存して続行」ボタンをクリック
WP Mail SMTP
  • 改善のご協力のお願い画面が出ますが、「この手順をスキップ」をクリックでOK

WP Mail SMTP ライセンスキーを入力

WP Mail SMTP
  • こちらも何もしなくてOKなので、「この手順をスキップ」をクリック
WP Mail SMTP
  • 「WP Mail SMTPの設定に成功しました!」と出ればOK
  • この画面でも何もインストールしなくていいので、「セットアップ完了」をクリックして、管理画面に戻ります

テストメール送信

もう少しです!

実際に送信できるか、テストしてみましょう!

WP Mail SMTP メールテスト送信
  • 管理画面に戻って、サイドバーにある「プラグインのツール>メールテスト」から、「送信先」にテストメールを受信したいメールアドレスを入力します
  • 「HTML」はONのままでOK
  • 「メールの送信」ボタンをクリックすると、テスト送信が始まります
WP Mail SMTP メールテスト送信

「成功しました!」と表示されれば、設定は完了しています。

送信先のメールアドレスに届く内容↓

WP Mail SMTP 送信先

送信元(配信で使いたいメールアドレス)宛にも、「送ったよ」といった内容が届きます↓

WP Mail SMTP 送信元

まとめ

いやー、設定お疲れ様でした!!!

無事gmailで送受信されるようになりましたか?

みみこ

これは一人では無理でした。
Googleの設定とか、まぢで意味わかんないですw

おかぴー

ブログ始めたての方には結構きつい内容ですよね^^;
もしこれでも解決しないとかあれば気軽にコメントください。

フォームのプラグイン側の設定とかも関係している可能性もあるので、一緒に解決していけたらと思います〜

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