【第2話】好きなことを仕事にしたい!

前回のあらすじ。

資格を取らねばという呪縛から僕を救ってくれた社会保険労務士おじさんの言葉を受けて、

「僕は本当にやりたいことは何だろう?」と考えた僕は、小さい頃から好きだった「絵を描く仕事」ができないか色々調べ始めることになります。

 

そして「絵を学べる専門学校」を見つけ、説明会に行くことになるのですが、そこでも、僕の生き方を大きく変える新たな出会いが待ち受けていました。

 

その人はまるでジブリ作品「魔女の宅急便」に出てくる「おソノさん」のような元気な人でした(笑)。

魔女の宅急便 おソノさん

スタジオジブリ公式サイトより

 

主人公のキキも、「自分の得意なこと・好きなこと」で仕事を頑張ろうとするのですが、その姿が当時の自分と重なりました。

魔女の宅急便 キキ

スタジオジブリ公式サイトより

 

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好きなことを仕事にしたい

好きなことを仕事に

スタジオジブリ公式サイトより

 

やるなら自分がやってて楽しいと思える、そんな仕事をしたい。

きっと誰もが思うことで、でも全員が叶えられることではないのは分かっています。

 

でも、なんか諦めたくなくて、

実際にそう感じながら仕事ができている人がいるのも事実だから、やるだけやってみようと思って。

 

僕は今まで誰かに絵の描き方を習ったわけではないです。

小さい頃からぬり絵や模写が好きで、学生の頃もジブリの絵を模写してる時間が好きでした。

 

絵もそうだけど、レゴでお城を作ったり、ミニ四駆を改造して近くのJOMO(車屋さん)にあるレース場に友達と一緒に走らせに行ったり、

 

手を動かして何かを作る

そんな時間が楽しかったのを思い出していました。

 

あまり好きに思えなかった法律の勉強をするよりも、こう、自分の中でものすごいやる気というか、活力が湧き出てくる感じになって、自分の気持ちに対して素直におもしろそうに思えたんです。

気づけば、すでに体が動いていました。

 

さっそく困った

困った

スタジオジブリ公式サイトより

 

・・・が、さっそく困ったことになりました。

「絵 仕事」と検索していくつか職業が出てきたんですが、これらの違いがよく分からず^^;

  • グラフィックデザイナー
  • CGデザイナー
  • アニメーター

 

ざっくり絵を描くといっても、ピカソのような芸術家を目指したいわけではなくて、

「ジブリ」「ピクサー」のようなアニメを作ってみたいと思っていたけど、どこの学校でそのスキルが学べるかが、恥ずかしながら全く分からなかったんです^^;

 

で、多分アニメーター・・・だとは思うけれど、グラフィックデザイナーでも絵を描くし、CGデザイナーでも動かしたらCGアニメの領域だし・・・

どれも似たようなツールを使えるらしく、ジブリやピクサー以外にも興味を惹かれるような作品を紹介している学校もあって、正直どこがベストなのか迷ってきてしまって。

 

「でも、迷っててもしゃーない!!」

 

ということで、まずは目星をつけた一つ目の専門学校に行くことにしました。

→考えなしな行動(笑)。でもこれが吉と出ることになるとは・・・

 

「おソノさん」似の学長、自らお出迎え

魔女の宅急便 おソノさん
「いらっしゃい!」

スタジオジブリ公式サイトより

 

最初に訪れた学校はグラフィックデザインに特化した学校です。

主に印刷物のデザインスキルを学ぶことができるそうで、Adobeのイラストレーターや、フォトショップを利用します。

 

「フォトショップ!これは聞いたことがある!」

 

家でパソコンで絵を描いたりする時に、「sai」というペイントツール(絵を描くことに特化したWindows専用のソフト)を使っていました。

そのsaiは、フォトショップデータ(.psd)も扱えるので、フォトショップの代用品として利用してたので。

 

ちなみに、ペンタブレットとはパソコンにUSBケーブルでつなげて、専用ペンで絵を描くことができるアイテムです↓

この黒いボードに専用のペンで描くと、パソコン画面にリアルタイムで絵を描けます。

ペンタブレットの良いところは、筆圧感知ができること。

強く描くと太く、力を抜いて細く描こうとすると筆先が細くなります。

 

ペン先の反対側の丸いところは消しゴムとして設定でき、まるでフリクションペンのように使えるので、描き直しも簡単。

そんなわけで、家で自分なりにパソコンで絵を描く練習もしてました。

 

 

ただ、学校に着くと、今対応できるスタッフが空いていないらしく、その学校の長である学長自らが学校見学の相手をしてくれることに。

ある意味VIP待遇?(笑)

 

その学長は、60歳近いとは思えないくらい活発で元気な女性で、まるでジブリの「魔女の宅急便」に出てくるパン屋の「おソノさん」のような女性でした。

そして学校のことを楽しそうに僕に話してくれました。

 

僕が案内を受けていた部屋には、壁一面にものすごいカッコいい、そしてキレイで、繊細な色使いで、でも大胆で印象的で、

一言では言い表せないくらい、素人だった自分から見ても価値ある作品ばかりが展示してありました。

 

その業界では有名な人の作品もあったようで、学校のOBとのことです。

全然、嫌味もないし、話すペースも僕を気遣って話してくれるし、強引な勧誘(笑)もないし、本当にステキな学長だと思いました。

 

でも、ちょっとイメージしてたのと違う

想像してたのと違う

スタジオジブリ公式サイトより

 

ただ、僕は話を聞いているうちに、自分が思っていたやりたいこととは少しズレてきてる気がしていて、

小心者だった僕は、その学校案内が終わる時間までそのことを切り出すことができませんでした。

 

学長に対して、「デザインっていいですね!」と話を合わせ、肝心な「僕はアニメを描く勉強がしたいんです!」という気持ちを言えず、

そのまま2時間ほどの学校見学が終わり、一度学校を出て駅に向かったのです。

 

 

あの学長、話を熱心に聞いてくれる人だったなぁ

自分の思っていることをきちんと伝えなかったら、今までと同じ

これじゃ何も変わらない・・・

 

 

「・・・よしっ!!!」

 

 

駅に向かってた足を止め、再度学校に向かって走り出しました。

そして、扉を開けて開口一番に、

 

 

「あのっ!学長はいらっしゃいますか!?」

「僕がやりたいのはジブリやピクサーのアニメを作ることなんです!黙っててすいませんでした!!」

 

その時の校内のどよめき、ハンパなかったです(恥)^^;

たまたま別の用事で席を外していた学長が、僕のことを聞いて戻ってきてくれました。

 

「そうだったの?!それなら正直に言ってくれればいいのに笑(-^^-)」

 

優しいすぎるぜ、おソノさん(涙)

 

さっき使ってた部屋に戻り、絵を描くこと、アニメを勉強したいことを伝えると、

「なら、いい専門学校があるわよ」

と言って、その場で専門学校の学長に電話をし始めたのです!

 

「学長に話を通しておいたから、今からその専門学校の見学に行ってらっしゃい」

 

僕は思った。

「また学長?(笑)」

 

そうして、その日すぐに電話してくれた専門学校に向かいます。

 

最新設備が集結!

最新設備

次元が違うとはまさにこのこと!

一人一人に最新のパソコン、CG映像も作れる設備、キレイなデッサン室。

 

学校の中はイマジネーションをかきたてる、アーティスティックなものが置いてあったり(イスまで普通の形じゃない笑)、

いるだけでいいものができそう!みたいな空間でした。

 

「ここで学びたい!!」と、その時すぐに思いました。

 

モチベーションも高まり、すぐにでもこの専門学校で勉強したい!と思っていたのですが、

ここで僕の家庭環境が足をひっぱることになります。

 

プロフィールの冒頭でもお話ししたように、家族の介護やその日暮らしの生活を続けてきた僕は、「時間」と「お金」に余裕がありませんでした。

でも、おソノさんにここまで良くしてもらったので(勝手におソノさんになってますが笑)、僕は1〜2年かかってでもいいから、

親が働く時間を減らして、おばあちゃんの介護に余裕が出るようにしてから学校に通おうと考え、まずはお金を貯めようと決意します。

 

早くて1年、遅くても2年以内で辞めることを前提にしていたので、正社員ではなく別の雇用体系を探していました。

そして、派遣で時給のいい未経験でもOKの「ケータイ販売」の仕事を見つけます。

 

未経験でも1200円〜スタートできる仕事は、そんなに多くはないのでは?

今でも求人情報にケータイ販売員の仕事をよく目にしますし。

(最近は格安SIMや他社比較、インターネット回線の知識も当たり前に必要になってるので自分の時より大変だと思います)

そしてここから、僕は専門学校に通うためにケータイ販売の仕事につきお金を貯めようとします

・・・が。

 

「環境は人を変える」ことを痛感することになるのです・・・。

 

P.S.

先ほど学校に電話してくれた「おソノさん似の学長」さんとは、専門学校を紹介してくれたあとそのままお別れしましたが、別れ際に僕にある言葉をかけてくれました。

これは僕のプロフィールの最後にでも少しご紹介できたらな〜と思います^^

 

次が最後のお話。

絵を描く仕事を目指し、ケータイ販売員として働いてお金を貯めようとしたのですが、

そこからWEBデザイナーへと転職、このブログを作り始めるまでの完結編です。

↓↓↓

次回

前回のあらすじ。 魔女の宅急便に出てくる「おソノさん」そっくりの学長さんから勇気をもらい、絵を描く仕事をしようとまた一歩踏み出しました。 ただ、「時間」と「お金」がない家庭環境から、専門学校に行くためお金を貯めることを決意し、ケ[…]

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