引用:USJ公式ホームページ
最近いくつか本を読んでいて、その中でもブログ作りに活かせそうなものを発見したので、
内容をネタバレしすぎない程度に紹介しながら(笑)、この本がどうブログに活かせるのかも踏まえて紹介していきたいと思います!
それでは早速まいりましょー!
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
まず結論から言うと、この本は終始USJのターゲットとなる人(お客さん)を理解することに全力を注いでいる様を見て取れる、そんな内容です。
今では、ハリーポッターのアトラクションや、スパイダーマン、モンスターハンターとのコラボ企画、かわいいミニオンズたちを起用したりと、
世界に名を轟かせる有名スポットになったわけですが、
この本では、売り上げの低迷が続く時期〜パリーポッターのアトラクションを完成させ大成功を収めるまでの約3年間の軌跡を、
- お客さんを呼び込むための戦略
→集客を増やすために行ったこと(今まで来場してこなかった人達をどう呼び込むかも含めて) - 資金がない制限された状況の中でも使える「視点をズラす」リノベーションによる独自性の開拓
などを、「自分がUSJを立て直すんだ!」的な気持ちで読み進めることができます。
著者(主人公)は、USJを立て直す使命を受けてから、
ジェットコースターを逆さまに走らせたり、
打開策を出さねば潰れてしまうという局面で、2ヶ月近くモンスターハンターを遊びつくしていました。
あと一歩下がれば、崖から落ちてしまうという瀬戸際で、モンスターハンターのゲームをする、
実は、なんでこんなことしてたのか?の答えは後で出てきます。
でも、この本の中身は難しい用語がバンバン出てくることはないです。
「戦略」とかよくわかんなーい(*⁰▿⁰*)
って人でも、読めるのでご安心を〜
どうブログに役立つのか?
さて、冒頭にも書きましたが、この本が一体ブログにどう役立つのか?
まず、常にお客さんがどのようなことを考えて、USJに来てくれているのかを実際の出来事を元に話が展開されていきます。
主人公はUSJの会社経営を一任され、寝る間も惜しんで試行錯誤を繰り返し、
お客さんがUSJに来てくれる理由とは何か?
USJに来ない人は、一体何に不満を感じて来ないのか?
これらを紐解いていくストーリーです。
架空の話ではなく、実話を元に書かれた本なので説得力がありますよね(o^^o)
つまり、主人公は経営難が続く状況で、アトラクションを新しく打ち出す資金もない中でUSJを復活させることができたのは、1つのことにフォーカスしたから。
それは、
「ターゲット理解」の1点に尽きます。
ターゲット理解
冒頭のモンスターハンターの話に戻りますが、あれはモンハンが大好きな人を大規模な企画を通して呼ぼうとした時に、
モンハンのファンは、ゲームのどこに惚れてファンになったのかを自ら知るためにしていた「ターゲットを知るための行動」だったんです!
その様だけ聞くと、遊んでるように見えるんですがw、
本当にモンハンが好きな人の求めるものを自分で理解し、その上で企画を作る。
この工程の1つだったわけです。
これがどうブログと関わってくるのか?
それは、
- お客さんがUSJに来てくれる理由
=あなたのブログに読者が来てくれる理由 - USJに来ない人は、一体何に不満を感じて来ないのか?
=あなたのブログに来ない人(リピートしない読者)を呼び込むためにはどうしたらいいのか?
この辺りが、ブログ作りとの大きな共通点になるでしょう。
特に②については、気になってブログを開いてみたけど、
「ふむふむ・・・」→閉じるボタン(ぽちっ)
って感じた読者の行動と一致しますよね(悲)
この場合の解決方法として、自分がブログき来て欲しいと思っているターゲットとなる人を、理解するとどうすればいいかが見えてきます。
本の中では、ファミリー層を取り込もうと奮闘するシーンが出てきます。
一度USJに遊びにきても、それ以来来なくなった人がたくさんいるそうです。
その人たちはなぜ来なくなってしまったか、あなたはわかりますか?
もちろん、来場者数とか、様々なデータがないと推理することは難しいと思いますが、
その答えは、
大人が遊べる場所はたくさんあったけれど、身長制限がかかってしまう子供が遊べるアトラクションが1〜2個くらいしかなかったからです。
だから、お父さんお母さんもそこで遊んだら、あとはお土産コーナーとか、それくらいしか回るところがなかったのです。
せっかく来たのに、小さい子供を連れた家族だと遊べるところが少ない。
それでは、もう一度来よう!とはなりませんよね。
この改善点も、著者が自分の子供を連れて実際にUSJを練り歩いた結果、気づいたそうです。
そこで、小さなお子さんがいても一日中楽しめるファミリーエリアを作ったわけです!
これこそ、ファミリー層のターゲット理解ですよね^^
親子で遊べるエリアを作ってから、ファミリー層は爆発的に増えたそうです。
つまり、あなたもブログで「こんな人たちが来て欲しい、読んで欲しい」と思っていたとすれば、
まず、その人たちの気持ちになって、余計な先入観を捨てて、0ベースでブログを見直しましょう。
すると、その人たちが本当に求めていたものを見つけることが出来ますよ!
さて、本のタイトルにもあるジェットコースターを逆さまに走らせる企画について、
これは「リノベーション」という戦略を用いて作り出した集客戦略です。
リノベーションは、リサーチ力も必要
日本人は、どちらかというと0から作り上げることに美学を感じることが多いようです。
そんな言ってる僕もその一人でした(笑)
だって、なんかかっこいいし、これを形にできた時こそ、
達成感があるってもんでぃ!
・・ところが、この本を読んで改めて気づいたのです。
それは、成功しているモデルを、視点をズラして応用することで全く新しいものに生まれ変わらせることができると。
これには、既存の成功しているモデルを徹底的にリサーチすることも必要になります。
何が人々に感動をもたらし、来場してくれるのか?
やったことは、まさしくジェットコースターを逆さまに走らせる。
ただ、それだけ。
それだけなんですが!
逆さまに走らせただけで、他の施設にはない独自の新しいアトラクションに生まれ変えることに成功し、
集客も爆発的に増える結果をもたらしました!
ブログでもそうです。
ブログのテーマとなる内容や、記事内容も、
他のブログと被ること、また記事として書いてたことがあっても、
視点をズラして作り変えることで、あなただけのオリジナリティを生み出すことができるんです。
記事に行き詰まってしまった人や、ブログの方向性自体に迷いがある人は、
このリノベーション戦略を利用すると、新しいあなただけのブログを作ることができるでしょう。
と、あまり書くと全部ネタバレになってしまうので、中身はこの辺までで(*’▽’*)
まとめ
この本から学べることは、紛れもなくターゲット理解の大切さです。
これに尽きます。
でも、ほとんどの人がこれが出来てないので、集客や収益化につまづいてしまうのです。
答えは全て、ターゲットとなる人を観察することで見えてきます!
この本で改めて気づいた、と言いましたが、
僕は以前この記事に書いてある動画で、この本よりもより深い事例や内容を知ることができていました↓
[sitecard subtitle=合わせて読みたい url=https://okap01.com/study-business-model target=]
本を読むのも、知識を広げるために大切ですが、もっと手っ取り早くターゲット理解の本質を学べる動画なのでおすすめです!^^
本は視覚的に学ぶものですが、動画は音声による聴覚も加わるので、より頭にインプットしやすいですよ。
ではでは!
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