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何やら、みみこさんが頭を抱えています。
どうしたんでしょう?

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困りました…
Googleアナリティクスを使ってサイト分析しようと思ったんですけど、項目ありすぎて「あしたのジョー」状態です。

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「まぢ、項目多すぎるぜ・・」
「自分のサイトってどんな人が実際に来てくれるんだろう?」
「どんなページが多く見られているのかな?」
「この記事へのアクセスはどこから来たんだろう・・Google検索?それともSNSから?」
「パソコンとスマホ、どっちで閲覧されるのが多いかな?」
「このページのボタンはクリックされてるのかな?」
etc…
ざっくりと一例を挙げてみましたけど、
Googleアナリティクスではこれらの項目がパパッと分かるようになっています。
こんな方に読んで欲しい


- 基本的なアナリティクスの画面、操作を知りたい
- どこを重点的に見ればいいかを知りたい
- カウントされる仕組みをリアルタイムで確認したい
- 利益が大きくなるのは「リピーターが多い」or「新規顧客が多い」どちらがいいか知りたい
そして、「見るべきポイントは下の6つ」です。
一緒にGoogleアナリティクスの最初に出てくるホーム画面を見てみましょう↓

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- 「ユーザーサマリー」
→ユーザー数・PV数・リピーターの割合など、「ユーザーの行動平均値」が分かります。 - 「リアルタイムレポート」
→今、この瞬間のアクセスや閲覧ページなど、「リアルタイムな情報」が分かります。 - 「集客レポート」
→Google検索(Organic Search)から来たのか?SNS(Social)から来たのか?など、「そのアクセスがどこから来たものなのか」が分かります。 - 「アクセスが集中する時間帯」が分かります。
- 「ページレポート」
→PV数や滞在時間など、「全ての記事の細かい数字」が分かります。
※この画面から、記事ごとのアクセスがどこから来たのか(③)を調べることもできます。 - 「モバイルのサマリー」
→閲覧されてる「デバイス(パソコン・スマホ・タブレットなど)の割合」が分かります。
よって、この6つのレポートを見れば、サイト全体を分析できるようになります。
そして、分析で使われる項目は大体同じです。
もちろん、Googleアナリティクスはもっとたくさん細かく分析できますが、あまりにも見れる項目が多すぎるので、
操作に慣れてない人は、「どこを見たらいいんだろう?」ってなると思います。
冒頭のみみこさんのような状態だったとしたら、今回の記事でその悩みともサヨナラできますよー^^
1記事でおさめてしまうと文字数が多くなって見づらいと思ったので、
3つに分けてアナリティクスの分析方法を解説していきますね!
- 今回の記事:「ユーザーサマリーレポート」「リアルタイムレポート」について
- 次回:「集客レポート」「アクセスが集中する時間帯」について
- 最後:「ページレポート」「モバイルのサマリー」について
これから始めるって人にも、今まで多少でも触ってきた人でも、
誰でも全体像を簡単に把握できるGoogleアナリティクスの使い方をギュギュッと凝縮しました!
これであなたも「Googleアナリティクス・マスター!」(  ̄+ー ̄ )キラーン
それでは、いざレベルアップへ!!
リアルタイムレポート
まずは、アナリティクスでカウントされる感覚を掴んで欲しいと思います。
実際に自分でサイトにアクセスしてみて、表示されるページやどこからアクセスしたかなどを実践してみるとこれからの数字がより理解できるようになりますよ!
実際にアクセスがカウントされるイメージを掴もう
では、冒頭の画像にあった「②リアルタイムレポート」に進んでください^^

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すると、このような画面になるので、実際に自分のパソコンかスマホでアクセスしてみましょう。
→すでにGoogleの検索結果に表示されているよう(=インデックスされている)であれば、キーワードを何か入れてそこからアクセスしてください。

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例えば、僕のブログの場合、
「コクーン」+「ヘッダー」+「文字」と検索すると、上から2つ目くらいに記事が表示されるようになっているので(2020年4月15日時点)、
スマホを使って、Googleの検索結果からアクセスしてみますね。
すると、このような画面になり、アクセスが1カウントされました。


ここでは、4つの情報をまとめて見ることができます↓
- 携帯電話からのアクセス
- アクティブなページ:/cocoon-customize-header-logo-text
- メディア:オーガニック検索
- ソース:Google
メディア
どんな方法でアクセスされたかを示すもの。
今回であれば、オーガニック検索と呼ばれる自然検索でした。
→キーワードを何か入力して検索結果からアクセスされたこと
ソース
今回は、Google検索を利用したので、googleと表示されました。
(これがYahoo!検索だった場合は、yahooと表示されます)
つまり、このリアルタイムレポートからは、
「スマホから」
「Googleの通常の検索を利用して」
「/cocoon-customize-header-logo-text」のページにアクセスしている
という分析ができます!
試しにYahoo!の検索で表示すると・・↓


↓↓↓


ソースだけが変わっていますね。
こんな感じで確認ができるというわけです。
そして、オーガニック検索が多い=Google検索で記事が上位に表示されている可能性が高いことを意味します。
なぜなら、検索して上から順に大体は見ていくはずだからです。
また、検索したキーワードに対して、書いた記事が答えを持っていそうとユーザーが思ってくれてアクセスした意味にもなりますよ(o^^o)
『オーガニック検索が多いことのメリット』
- Google検索で記事が上位に表示されている可能性が高い
- ユーザーが入力したキーワードに対して、作成した記事がその答えを持っていると思ってアクセスしてくれたので、Googleの評価も高くなる
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実際に手を動かして数字がカウントされるとイメージしやすくなりますね。

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はい、ただし、アクセスするデバイスで自分のアクセスを除外設定をしているとカウントされないので、確認するときは一度OFFにしてトライしましょう。
アクセス除外の設定方法はこちら↓

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では、次は「①ユーザーサマリーレポート」からアクセスしたユーザーの状況を分析していきましょう!
ユーザーサマリーレポート
今度は最初の画面の、「①ユーザーサマリーレポート」へ進んでこの画面を開いてください↓


※最初に右上で期間を決定します(今回は1ヶ月で出してみましょう)
ここでは、主に赤枠内の数字を見ていくのですが、ユーザーがどれくらいいて、1回のアクセスでどのくらいページを見てくれたかなどがパッと分かるようになっています。
ユーザーサマリーレポートで分かること
- セッション(=1回のアクセス)
- ユーザー(=ユーザーの数)
- ページビュー数(=PV数)
- ページ/セッション(=1回のアクセスで、どれだけのページが見られたかの割合)
- 平均セッション時間(=1回のアクセスがどれだけ長いかを示すもの)
- 直帰率(=ページを閉じる割合。離脱率とも言う)
- 新規セッション率(=新しい人のアクセスの割合)
この中で特に注目して欲しい項目は、
「ページビュー数」、「ページ/セッション」、「新規セッション率」。
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分かりやすくするために、あなたがこのサイトにアクセスしたと仮定して話を進めますね^^(←今実際にしてますけど笑)
ページビュー数・ページ/セッション
ページビュー数は、あなたが1回サイト内の記事にアクセスし、画面を閉じずに1ページ追加で見たとします。
するとこの場合、ページビュー数は2です(2PVとも表記されます)。
この数字が多くなればなるほど、あなたの記事に魅力を感じて「他の記事も読んでみたい!」と思ってくれている可能性が高くなります。
この数字が増えると、隣の「ページ/セッション」も高くなり、
今の例なら、1セッションで2ページ見ていることになるので、2/1で「2.0」という数字になります。
3ページ見たなら、3.0といった感じです。
なぜこの数字が重要なのかと言うと、
最近のコンテンツ作りで重要なのは「自分のサイトのファンになってもらうこと」、「リピーターを増やしていくこと」が大切だと言われています。
1回見に来て、自分が求めているコンテンツがないと判断された場合、その1回しか「あなたとユーザーを繋ぐチャンスはありません」。
ですが、
「この人のコンテンツはためになるなぁ、また新しい記事が更新されてないかチェックしてみよーかな!」
と、再び見に来てくれる人が増えれば、
今後、あなたが新しい商品や企画を出した際に、ファンである人がまた見に来てくれる可能性が高くなるんですね。
なぜなら、あなたのコンテンツを信頼してくれているから。
もう少し深くなると、あなたを信頼してくれているから。
こういった、リピーターを大事にするコンテンツ作りは売り上げを高めるために非常に重要な要素になってきます。
この、1人が生涯で生み出す総利益のことを、「LTV」(エル・ティー・ブイ)とも呼んだりします。
LTVという重要な考え方
ちなみに、このLTVと呼ばれる仕組みを分かりやすく解説した動画があるので見てみてください。
数字が何倍も変わってしまう事実は非常に興味深いのと、これからのサイト作りに欠かせない考え方です。
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みみこさん、飲食店やその他のお店もそうですが、そのお店で使える「割引券やクーポン券」をもらったことありませんか?
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ありますよ!
家の近くの「かつ屋」さんに行って、毎回100円引きクーポンを使っています(=^^=)/
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結構ガッツリ食べたい系女子なんですね(笑)
まぁ僕もロースカツ定食が定番ですが( ̄∀ ̄)
実は、割引券やクーポン券って、もう一度お店に来てもらうための施策、つまりリピート率を上げるための戦略なんですよ〜。
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なるほど!
1回だけじゃなく、そのチケットを使いたいってなれば、2回お店に行くことになりますもんね!
と、「かつ屋」さんの話になりましたが、世の中には様々なサービスでリピーターを獲得しようとする動きがたくさんあります。
みみこさん、食べ過ぎには注意だよ^^。
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みみこさん、食べ過ぎには注意だよ〜
後編の動画が気になる方は、こちらに載せていますのでご覧ください↓
ちょっと話が逸れましたが、ページビュー数やページ/セッションの数字を高めること。
これが大事です。
まずは、リピーターを増やすことを目標に、この数字を高めていくのが賢明です。
結果的に、LTVの数字も上がっていくことで売り上げアップにもつながるので。
では、第一章の最後の項目、「新規セッション率」について。
新規セッション率が低い=リピート率が高い
→良いこと!
この新規セッション率とは、そのアクセスが新規の人なのか?の割合を示す数字です。
数字は低いと悪い・・と思われがちですが、この数字が低いのは全然問題ないことです。
新規が低いということは、つまりリピーターが多いことを表しているからなんです。


この先ほどの画像でいうと、
新規セッション率は「80.87%」。
つまり、リピート率は「19.13%」となります。
この数字は業界や扱う商品によって異なってきますが、情報発信の中では目指すべき目安として「リピート率15%」という数字をまずは目指してみましょう。
100人に15人は、あなたのコンテンツをもう一度見に来てくれている計算になります。
ぜひとも、何回も見に来てもらえるようなコンテンツ作りを目指していきましょうね!^^
リアルタイム・ユーザーサマリーまとめ
やはり、文字数がかなり多くなりそうなので、
他の項目である「③集客レポート」「④アクセスの時間帯」「⑤ページレポート」「⑥モバイルのサマリー」については、次の記事でまとめていきます。
今回の記事では、
- カウントされる仕組みをリアルタイムで確認した
- ページビュー数、ページ/セッションの数字を高めることがこれからのコンテンツ作りには大事
- 利益が大きくなるのは、リピーターが多い>新規顧客が多い
→LTVという考え方 - 新規セッション率が低いのは、リピート率が高いから良いこと
ということを書いてきました。
どんなコンテンツを作っていけば良いんだろう?と悩んでいる人は、リピーターを大事にしたコンテンツ作りをしていきましょう!
リピーターを大切にする方向性というのは絶対に間違っていませんので(o^^o)
それでは、次回は「集客レポート」「アクセスが集中する時間帯」を見ていきましょう。
このレポートで、「より細かくどこから来たアクセスなのか?」「もっと力を入れるべき集客はどこなのか?」が分かります。
お楽しみに〜_φ( ̄ー ̄ )カキカキ

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