「読者の心に響く、魅力的な文章を書けるようになりたい」
ブログをしている人なら誰もがこのような思いを持っているはず。
ちゃんと「ブログの内容」を読んでほしい。
せっかく一所懸命に書いても、読まれないと悲しくなってきますね。
そんな「人にブログの内容を読んでもらい、行動してもらえるようになる文章」を書くためにオススメなのが、「写経」です!
・・・「シャキョウ??」
確かに、普段生活しててあまり聞かない言葉ですよね。
当ブログにおける写経の定義とは、具体的に言うと情報発信で読者の反応が取れている人(成功している人)の文体を体で覚える練習です。
体が、そして指が、無意識にその文章を書けてしまうくらい反応が取れる文章の言い回しや、全体の構成を暗記するくらいの量を写経することで、自分のものにしてしまおう!というもの。
僕も1〜2ヶ月くらい、僕に情報発信の全てを教えてくれた加藤将太さんがオススメしてくれた文章(「次世代起業家育成セミナー」で取り上げてる、いわゆる読んだ人が思わず行動してくれるような文章)を30万文字くらい、ひたすら写経していた時期がありました。
ビジネスモデルを教える加藤将太さん
この写経の最低限の目標は10万文字と言われています。
やってる途中から、次にくる文章を口ずさみながらパソコンのキーボードをカタカタしていたので、周りから見たら少し(いや、かなり)変な人と思われたでしょうが(笑)←カフェで写経するときは注意です(*´꒳`*)
でも、なりふり構っていては何も変えられないと思っていたので、その期間は記事は作成せずひたすらブログの勉強と並行して写経をしてました。
すると、次にどんな文章がくれば読者に響くのか?を考えながら打てるようになり、自分の考えや言葉をきちんと文章に表現することができるようになりました。
さらに、コンテンツの作成スピードが段違いに速くなったのがよかったですね。
そんな写経のやり方をご紹介していきますね。
ブロガー必見です!!
写経を始める前の準備
と、写経に取り組む前に、まずはタイピングの練習をしてください。
写経を実践して強烈に痛感したことは、「写経をするにもある程度のスピードで文字が打てるようにならないと意味がない」ということ。
つまり、「写経は反応が取れる文章の構成」を体で覚えるのであって、タイピングができないと一文字一文字を意識するあまり、全体の文章の構成が見えてこないです。
具体的には、250WPMというスコアを目標に練習しましょう。
250WPMとは「1分間に250文字をタイピングで打てる速さ」で、こちらの記事でオススメの練習サイトと、僕が練習してる風景を動画でも載せてますのでチェックしてくださいね。
実際に、先ほど出てきた加藤さんから情報発信を教わり成功している人たちの中には、300wpmとか340wpmとかを叩き出すくらいのツワモノもいます。
ただ、一概にこの打ち込むスピードが速いからといって、成功するという統計は取られてはいないのですが、有利であることは間違いないです。
作成スピードが数倍になったらそれだけコンテンツを作れる量が増えるので、読者の方に価値を提供できる量も格段に変わってくるし、写経をしておいて絶対に損はしないです!
と言うか、写経はしないと情報発信で反応が取れる記事が書けないと、僕自身痛感しました。
なので、まずはタイピングで250WPMを取って、そのあとに今回の記事の写経を練習していきましょう!
文字をマネるのではなく、構成をマネる
さっそくですが、写経で大事なポイントをお伝えします。
それは、単純に文字を打つ練習をするのではなく、構成を意識しながら打ち込む練習をしましょう。
最終的な目標は、「この言葉の次にはこういう構成が来るといい!」といった、無意識に反応が取れる文章を書けるようになることを目指すのであって、
文字や、その人の言葉を丸パクリすることとは違います。
コンテンツとしてコピーしてブログにアップすると、SEOの観点からGoogleの評価も落ち、検索順位がガタ落ちしますので、モラルを持ってブログの記事を作りましょう。
もちろん、決まった専門用語とかはそのまま伝える必要があると思うので、そこはしょうがない部分ですので、
その文章を使う必要がある場合は、引用といった感じで他の人のコンテンツとわかるように表示しましょう。
大切な要素を見逃さない
良質なコンテンツの中には、共通して存在する要素があります。
『説得の価値観9』
- 興味性
- 信念・目的・自己開示
- 夢
- 問題提起・恐怖
- ノウハウ
- メリット
- 限定性
- 不振の払拭・Q&A
- 後押し
『LF9』
- 生存欲
- 食欲
- 性欲
- 危機回避
- 快適
- 愛する人を守る
- 愛されたい
- ライバルに勝つ
- 社会で認められる
上記は、全て「次世代起業家育成セミナー」から引用しています。
これらを写経の時に意識することで、「この文章にはこの要素が入っているのか!」と考えながら写経をしましょう。
例えば、冒頭の文章には読んでもらえそうな興味が湧いてくることを盛り込んで、本題へ向かう。
つまり、冒頭(リード文・導入文とも言ったりします)には「興味性」の要素を入れるという構成が効果的です。
加藤さんも言ってましたが、
「この一文は次の一文を読んでもらうためのもの。さらに次の一文はその次を読んでもらうためにあり、最終的にゴールにたどり着いてもらう」
というのを写経のときに意識するだけで、文章を書くときにだいぶ変わってくると思いませんか?
この2つの大切な要素(説得の価値観9・LF9)を知らないで写経をしても、全然トレーニングになりません。
これでは、反応が取れる文章が書けないので記事を作る時間がもったいなかったなぁ・・・と、僕が写経を実践して感じました。
説得の価値観9・LF9についての記事は別の記事で解説しようかなと思ってます。現在作成中です。
写経の具体的なやり方
では、それらを意識しながら、具体的な写経のやり方をご紹介します。
①まず自分のパソコン画面に、片方に写経するブログ・もう片方にテキストエディタ(文章を打てるソフトならなんでもOK)を用意する。
↑今回は左にブログ、右にテキストエディタを配置
(画像はMacのCotEditorを使用しています)
オススメのテキストエディタはこちらの記事で紹介しています。
テキストエディタとは、文章やコーディングを打ち込むのに特化したソフトのことで、軽い操作感で書きためておけるので写経の練習にもってこいですよ!
②最初は、誤字脱字を気にせずに読んだまま打ち込んでいく
誤字脱字を気にしていると、文章の全体の流れ(文体)を意識できないので、間違っても気にせず進めていくのがコツ。
③次に、文章の文字間隔・改行なども意識しながら打ち込む
このときにも重要なのは、文章の流れを意識して打ち込んでいくことです。
ただし、②とは違い、読者の方に見てもらうことを考えながら、ほどよい改行を挟んだり、文字の間隔を意識して写経します。
④文章の構成(各要素)を覚えながら打ち込む
一番いいのは、文章を丸暗記するのがベスト。
でも、そこまで行かなくても最低限文章の要素を覚えるようにしていきます。
この要素が、先ほどお話しした「説得の価値観9・LF9」です。
どの言葉が、どの要素に当てはまるのかを読み解きながら練習しましょう。
⑤最後に、文章を見ずに「この要素がきたから、次はこの要素の文章がくる!」と考えながら打ち込む
→そして、目指せ10万文字以上!
ここまで意識してできるようになったら格段に文章レベルがアップしてるはずですよ。
まとめ
スポーツでも、仕事でも、何においても言える共通点として、
うまい人のいいところをマネして活かす。
これ鉄板ではないでしょうか。まさに上達への最短距離だと思っています。
仕事においても、もっと自分が評価されたいと考える人は、
最初は名刺の交換の仕方とかから始まって、先輩の取引先との対応の仕方、プレゼンで上司を唸らせる方法だったり、様々なことを研究し、仕事ができる人はどのようにしているのかを吸収していって、自分のものにしていくと思います。
今回のブログの記事、広い意味で情報発信についても、僕なんかは自分一人では何をどうしたら結果が出るのか全くわからなかったし(いわゆる自己流)、
検索で調べながら色々実践してもそれが合っているのか不安だったから、実は一度つらくて途中で投げ出したことがありました。
でも、そのときに情報発信で成功した事例を知り、研究し、実行していくためのすべきことを順序立てて教えてもらえたのは、僕はその点加藤さんに出会えてラッキーだったのかなーと思いました。
どんなことでも、自分の考え方だけでは限界があったりします。
たとえば、誰かが同じことを試して結果が出ているなら、それを知ることで時間の短縮にもつながるし、これから始める人にとってはすごく貴重ですよね。
あなたも同じように、まずは成功してる事例をたくさん学ぶことをオススメします^^
この記事で紹介した次世代起業家育成セミナーには、その事例がたくさん載っているのであなたのやりたいことに近いものが必ず見つかるはずだし、結果を出している人の構成をどんどん写経して自分のものにしちゃいましょ!
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